天気痛とは
気圧の変化による体調不良の総称
最近よく聞く「天気痛」、ご存じでしょうか?
女性の方は「あっ、あれのことね」とピンとくる方も多いかと思います。
なぜ最近のトレンドになっているかというと、ここ数年で天候の変化によって起こる体の不調が解明されたからです。
15年もの歳月をかけて調査し、「天気痛」の研究結果が発表されました。自分自身が天気痛であることに気が付いていない方も含めると、日本には1000万人以上いるとされている国民病なので、解明された新事実に驚きが広がり、日本中で認知されはじめているんですよ。
世界で初めて解明した日本の先生は素晴らしいです。
症状は体に起こる痛みがほとんど当てはまります。
天気痛が起こるのは、天気が崩れそうになるときや、季節の変わり目、台風が発生したときに不調が起きるのですが、そう聞くとお心当たりありませんか?
なかなか理解されないあなたのその体調不良、実はそれ天気痛かもしれませんよ。
天気頭痛の発生機序としては、まず気圧の変化により耳の中のリンパ液が揺れて刺激を受けます。すると、体の傾きを伝達する神経が興奮するのですが、その時に近くにある三叉神経も同時に刺激されてしまいます。三叉神経は痛みを伝える神経なので、頭が痛いと感じてしまいます
頭痛以外の痛みは自律神経の乱れです。脳に「体が傾いている」と刺激が送り続けられるけれど、実際には傾いていないギャップに頭が混乱して、体に不具合が起きてきます。
その肩こり、運動不足だけが原因ではなくて、実は耳の奥にある神経を鎮静したり、疲れた脳を休ませてあげることが、まず必要かもしれませね。
まず、耳の中のリンパが刺激を受けないようにすることは不可能なので、過剰に反応してしまっている三叉神経と自律神経の鎮静化を図ります。神経付近の筋肉を緩めたり、脳の疲れを解消するためにリラックス効果のある刺激を取り入れます。自宅でできる対策は、朝日を浴びて目を覚ます、おなかが減ったらゆっくり食べる、運動は午後行い、夜は電気を暗めにして過ごす、ゆっくりとお風呂につかり、体に合った寝具で横になることです。
当店では、三叉神経には顔鍼で効果が出せます。自律神経も背中を緩めたり、足先や手先の経絡を流すことで整えられますので、自分ひとりではうまくいかない、効果を早く出したいとのことでしたら、ご予約くださいませ。
一緒に健美鍼で体をゆるめてきましょう、大丈夫です。