コロナ禍頭痛とは
ストレスと筋肉の凝りからくる頭痛
コロナ禍において、頭痛が悪化している人がいると聞いたことありますか?
これは、前回ブログの「天気頭痛」ではなく、ステイホームならではの原因によるものです。
例えば、パソコンやスマホの長期利用、家族との軋轢などが挙げられます。
今回はこれらの頭痛の特徴的な症状や、効果的な対策を書いていきたいと思います。
今回の頭痛も、女性(主婦)の方の症状悪化が多いとされています。もちろん、通勤時間が減ったり、人と会わなくなってストレスから解放されたために頭痛が減った人はいますが、コロナ禍において負担が大きくなったのは、やはり主婦業をになう女性でしたよね。
(そもそもなんで女性が家事をしなきゃいけないの…と個人的に書いていてモヤっとするところではありますが。)
この頭の痛み方や、発生機序が環境の変化によるものとすると、「片頭痛」にカテゴリされます。
ストレスの増加と発散の場がないこと。ストレス下にさらされる時間がながくなってしまったことにによって、「片頭痛」が起きてしまっていたというわけです。
全国に840万人が悩んでおり、女性に多く、生活の変換殿ストレスで悪化します。頭痛の前触れとして目の前がチカチカする場合もあり、頭痛が始まると吐くほどの痛みに襲われます。
光、音、におい、気温や気圧の変化や、チョコレートの食べ過ぎも注意した方が良いといわれています。
私は小学生のころに片頭痛を経験しています。
頭がカチ割れると思ったくらいの激しい痛みで、ほとんど使ったことのない保健室で何度も吐いてしまい、申し訳ない気持ちでした。今の私なら、つわりやお酒のおかげで、きれいに吐くというスキルを身に着けたので、保健の先生にも迷惑をかけない自信がありますが、当時は吐くのは初めてといっていいくらいだったし、授業中に保健室行くなんて一大事で、保健室行きたって言ったことに後ろめたさを感じてたくらいでした。(と、感傷に浸るのはこれくらいにして)
思い出せばその頃は鼻血も頻繁に出していたので、顔や頭への血流が以上に多かったり、血圧が高かったりしたんでしょうね。
次は、在宅勤務が増えることで起こるコロナ禍頭痛です。
悪い姿勢でのPC作業が増えたり、スマホやテレビの長時間の視聴や、運動不足が原因で起こるコロナ禍頭痛です。
首の後ろや肩、背中の筋肉が凝ったり張ったりすることで、脳に痛み情報が伝わり、「体が疲れてるし痛み物質がたくさんたまってしまったぞ」と、頭までも痛くなってしまいます。これを緊張型頭痛と呼びます。
筋肉の凝りや血流不足からくる頭痛は「緊張型頭痛」とカテゴリされます。頭痛の中でももっともポピュラーでありふれた頭痛で、全国に2200万人が悩んでいるといわれます。男女差はなく。同じ姿勢が長時間続くと起こります。
片頭痛の場合は、原因になっているストレスを取り除くことが大切です。食事作りは無理しなくて大丈夫です。一食くらい抜いても大丈夫だし、こんなときのためのオートミールメニューもおすすめです。
また、拍動性のズキズキを感じるときは、暗くて静かな部屋で頭や目を冷やしてゆっくり横になりましょう。家族には「話しかけないで」と伝えて、一人で安静にしてください。
血管が拡張して神経を興奮させているため、お風呂につかるのは禁物です。
緊張型頭痛の場合は、正しい姿勢でいられる工夫をしましょう。また、通勤時間が無くなった分運動を意識しましょう。
瞬きを意識し、遠くを見る時間を確保するとよいでしょう。
電子レンジで温めたホットタオルで、目元や肩をじんわりと温めるのもおすすめです。
今回はコロナ禍頭痛として、片頭痛と緊張型頭痛について書いてみました。頭痛に悩む人はたくさんいるので、解消法についてもっと掘り下げたいと思います。
一緒に健美鍼で体をゆるめてきましょうね、大丈夫です。