命に関わる頭痛

天気頭痛コロナ頭痛は、生活環境の見直しや自律神経の調整によって改善することができますが、今日のブログのような頭痛が起きた場合は、すぐに病院に行くことが大切です。

これは命に係わる頭痛であり、後遺症により生活が一変してしまうかもしれない頭痛だからです。

私の祖父は、肺がんが原因で亡くなりましたが、病が進行して、脳の血管が弱くなったり、ストレスがかかったり、不安が重なったことで、クモ膜下出血を起こしたことが直接の原因でした。

祖父は体が弱っていたので出血に耐えられませんでしたが、元気な状態だったら取り留められたかなぁと思う気持ちもあります。でもこの思いとは裏腹に、この頭痛の脅威は強大で、「3人に1人は命を落とす」ほど重篤な病です。国内では1年間に1万人が亡くなっています。

命を奪う病といえば「癌」と思いますが、実はこの頭痛の原因になる病も恐ろしいんですよ。だって、急に来るから。

対策や解消法はまた後日記載するので、今回はまず頭痛・病の存在を知ってほしいと思います。

危ない頭痛に襲われると…

1、バットで殴られたような痛み

まずはバットで殴られたような痛みが起きます。

…って、「相当痛いんだろうな」という想像つきますが、実際はそんな殴られ方したことないのでピンときませんね。でも想像ができないほどの激烈な痛みが頭に急に起こるということです。

こんな痛み、味わいたくないですね。(おじいちゃん、辛かっただろうな…と落ち込みます。)

2、嘔吐と体が思ったように動かせなくなる

嘔吐を繰り返したり、体が思ったように動かなくなります。

これは嘔吐の指令を出す部分に異常な刺激が加わったり、頭で起きた異常が死の恐れがあるレベルであることを体が伝えてくるからです。また、脳は神経の塊なので、神経のおおもとに異常が起こることで、体が動かなくなってしまいます。

3、意識消失と痙攣発作

意識を失いバッタっと倒れます。声をかけても反応しなくなります。

また、意識がないのにガタガタと体が激しく震えることもあります。体が思ったように動かせない症状が悪化すると、今度は制御不能な動きが出現します。

ここまででもとても危険な症状だなぁというのがお分かりになるかと思います。

普通じゃないですよね。

でも、こういう人を目撃したとき、知っているだけでうろたえずに済むかも知れませんよね。

頭痛の正体

脳卒中

何らかの原因で頭の中の血液循環に異常をきたしたことが原因で頭痛が起きています。
頭の中にもいろんな部分があるので、不調が起きた部分により名称が異なります。

  • 脳を保護している膜から出血 → クモ膜下出血
  • 脳そのものが出血 → 脳出血
  • 脳の血管が詰まって栄養が行きわたらなくなった → 脳塞栓

血管に問題が起きて、出血したり血流が滞ってしまうことで起きるので、対策としては「循環器を健康にすること」が挙げられます。食べるものを見直したり、適度に運動することが大切になってきますが、具体的な方法はまた次回書いていきたいと思います。

クモ膜下出血は恐ろしいです。大切な人のためにも、一緒に健美鍼で体をゆるめてきましょうね、大丈夫です。